冬至という春へとつながる扉
冬至は一年で一番夜が長い日。陰陽のバランスでいうと陰の気が極まる日。
『陰極まると陽に転ずる』、これは陰陽の法則。
言葉の通り陰から陽に切り替わる日なので、冬至は大切な春へとつながる扉となるのです。
なので、この扉の向こう側へ進む準備がどれくらいできるかで、今後の人生ストーリーの方向性が決まってくるのです。
カピバラ:『冬至はやっぱりゆず湯でまったりでしょ~』
具体的にどんな準備をしたらいいのか、
それは、『整理をする』ということ。
整理とは、自分を整理して、片付けること、
不要なものを手放すこと
小学校から中学校に上がるとき、ランドセルを手放しましたよね。
新たなステージに行くということは、それ以前の学びや価値観、通る道でさえ変わるということ。
なので、
その環境ではもう使わないもの、いらないものに気が付き手放さないと、新たなステージにはなじめません。
からっぽのカバンをもっていれば新しい教科書が入るし。
真っ白なノートには新しい情報が書き込める。
新たな出会いのために、新しい言語を身に着けたり、敬語を覚えることで、違う世界に触れたり、、
このように触れるものや世界が、今の自分の枠を超える世界に足を踏み入れるという体験をすることがステージが変わるという事なのです。
新しい世界に行くときに一番の重しになるもの、足を引っ張るものは、考え方、やり方、在り方、価値観への執着。
なので、この執着に目を向けて整理整頓して手放していくことが、冬至の先の世界を広げる必須条件なのです。
運命学でみるそれぞれの執着の癖
陰陽五行の分類でそれぞれが持って生まれた星からも、在り方の癖が見えてきます。
・比肩を持っている方・・・変えたくない、変わりたくない、思いの強さ、過去に選んだものだけに固執する傾向がないかをチェックして手放してみよう
・劫財を持っている方・・・自分が合わせないといけない、平和が保てないという思い込みがないかどうかチェックして手放してみよう
・食神を持っている方・・・どっちでもいいよというこだわらない思いが、自分の枠を狭めていないかチェックして手放してみよう
・傷官を持っている方・・・わかってほしいという思いを持ちすぎて、わかってもらえないという思いにとらわれすぎていないかチェックして手放してみよう
・偏財を持っている方・・・空気を読むことが大切、相手のためにならないといけないと必要以上に思っていないかチェックして手放してみよう
・正財を持っている方・・・見えない先のことばかりに目が向いて準備しすぎていないかチェックして手放してみよう
・偏官を持っている方・・・すべてのことを自分が抱えないといけない、自分がやらないといけないと人の課題まで抱えていないかチェックしてみよう。
・正官を持っている方・・・褒められるために意思決定していないか、反対意見を必要以上に恐れていないかチェックして手放してみよう
・偏印を持っている方・・・人と違ってはいけないと、自分の好きや面白い、を封印していないかチェックして手放してみよう
・印綬を持っている方・・・観察力がたけているため、これはこういう事だ、この人はこういう人だと決めてしまっていないかチェックして手放してみよう
いかがでしたか?
気が付けば、解放へと向かう、これが法則なので、
ぜひ『自分はどういう傾向があるのかな?』と扉を開く準備をしてみてください。
『ミーもやってみるにゃー』
最後に
扉を超えた世界でどんなことをしたいのか具体的に考えてみることも大切です。
小学生から中学生になるとき、又は高校生、大学生になるとき、『こんな学校生活を送りたい!!』とワクワクしませんでしたか?
あの頃のように、これから進む扉の先の自分の姿のこんな生活を送りたい!の目標をたてる、この設定をおろそかにしてはいけません。
そしてもう一つ、これがとても大切な視点なのですが
人生は思い通りにならない事を楽しむ旅、
だということも忘れないこと。
目標を立てる、そしてそのプロセスを楽しむ、結果は神のみぞ知る、これでいいのです。
結果に執着してしまうと、息苦しくなります。
頑張っても、結果がでない事があるのですが、それには、いろいろな事情があり、ただ、そういうご縁なんだという側面もあるという事を知っておいてください。
頑張った分結果が必ず出るという価値観を持っていると、頑張る人ほど、追い込まれてしまい『自分攻め』スイッチが入ってしまうのです。
なせば成る、ではなく、成しても成せないこともあるのがこの世の自然な法則。
おおらかに、プロセスを楽しんで進むほうが、ポジティブな豊かなエネルギーに後押しされるのです。
結果がどうなるかより、そこに向かって努力してることで、すでにあなたは何かしらの結果を出しているということを忘れないでください。
冬至を超えて、新たなステージへ
いってらっしゃいませ!!