恋は不要?それとも有効?
「恋は人を狂わせる」
その一方で、「恋は人生を豊かにする」 というメッセージも。
では実際、恋という感情は人間関係において不要なのか?それとも必要なものなのか?
答えは・・・・「そのどちらも!!」です。
恋は、自己成長と深い絆を築くための刺激にもなりますが、扱い方を間違えれば、依存や執着の沼に陥る危険性もあるのです。
大人になって恋に溺れる人の“未熟さ”とは?
大人になっても、相手に全てを求めたり、自分を見失ってまで相手に尽くしてしまう・・・
これは「自立」の未完成を意味しています。
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相手の愛情に自分の価値を見出す
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愛されることが全てで、愛が失われると崩れてしまう
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関係が不安定になると必要以上にしがみついてしまう
そして これらの行動には、「未処理のインナーチャイルド」が大きく関わっています。
自立とは
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経済的・精神的に自分の足で立てること
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感情を他人のせいにせず、自分で向き合う力があること
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誰かといてもいなくても、自分の価値が変わらないと知っていること
自立できないとどうなるか?
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人間関係で依存や支配のループに陥る
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選択や判断を他人に委ね、責任をとれなくなる
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他人をコントロールしようとしたり、される側になったりする
恋の落とし穴を五行で読み解く
木(甲・乙)
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【甲】まっすぐで理想が高く、理想の恋に固執しやすい
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【乙】繊細で尽くす恋に陥りやすく、依存を育てやすい
火(丙・丁)
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【丙】情熱的で突っ走る。燃え上がる恋から燃え尽きへ
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【丁】気分屋で内に炎を秘め、相手の出方次第で不安定になりがち
土(戊・己)
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【戊】どっしりして見えるが、意外と寂しがり。愛を「支え合い」で埋めようとする
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【己】献身的すぎて「無償の愛」を勘違いしやすい
金(庚・辛)
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【庚】白黒つけたがり、恋でも「勝ち負け」や正義感が強く出やすい
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【辛】美しさと誇りを大切にするあまり、愛に傷つきやすい
水(壬・癸)
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【壬】感情の波が大きく、恋にのめり込みやすい
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【癸】相手の感情に溺れやすく、共感から同化して自分を見失う
毒親育ちが恋に溺れやすい理由
毒親育ちは、無条件に愛された経験が少ないことが多く、自分には価値がないという「根本の思い込み」を抱えがちです。
その結果、恋愛関係に以下のような特徴が出やすかったりします
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相手からの愛情を必死で確保しようとする(=過度な尽くしや自己犠牲)
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見捨てられ不安が強く、「試す」「試される」恋になる
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「愛されるための自分」になろうとして、本当の自分がわからなくなる
これは インナーチャイルドの影響でうまく自立ができていないから。
自立できていない状態でする恋は、心の穴を埋めようとする行為へと形を変え
埋めようと頑張る → その穴はサイズがすぐに広がる → さらに埋めようと強化する → 気が付いたら 沼の中でもがくにかかわらず 抜けられない
という負のループにはまってしまう落とし穴にはまってしまうわけです
まとめ
なんだかんだと書いてきましたが 恋は不要ではありません。
むしろ、大きな気づきと成長を与えてくれるチャンスとなる要素が詰まってます。
ただし、、、それは 自立した心と自己理解があってこそ。
条件付きなのです!
毒親育ちの恋は確かに一筋縄にいかないもの 溺れやすい側面が顔を出しやすい要素を確かに持ってます。 (※この要素毒親育ちでなくても 持っている方もたくさんいるので自分攻めはしないでくださいね)
でも 恋をしてはイケナイというわけではありません。
恋をする中で出会う悩みをとおして 自分の中の傷や思い込みを見つめ、整えていくことができれば、
人生に喜びをもたらす恋を体験できるはずです。
向き合うことが難しいときは 決して一人で無理をしないで カウンセラーやセラピストに頼ってくださいね。