人を嫌うのはダメなこと? その思い込みがあなたを苦しめる理由
日本人は「正しく在ること」を大切にし、精神性を重んじる文化を持っています。
ゆえに 人としての正しさを追求し、努力することが得意分野。
これは誇るべき素晴らしい能力なのですが、
その一方で「正しくあるべき」という考えに縛られ、生きづらさにつながるという可能性も。
特に、「人を嫌ってはいけない」「すべての人を愛し、許すべきだ」
という価値観に縛られてしまうと、正当な怒りを持つことさえも難しくなってしまいます。
この思い込みこそが、あなたを苦しめる原因になっているかもしれません。
人を嫌うことは悪いことではない
まず、大前提として「自分に被害を与えてくる人まで愛そうと努力しなくていい」ということを知ってください。
これは当たり前のことですが、 善良な人、 精神性の高い人、 幸せになるために努力ができる人
ほど
このことがぼんやりとしている場合が多いのです
もしも「すべての人を愛さなければならない」と思い込んでしまうと、
- 自分を傷つける人に対しても寛容になりすぎる
- その結果、回避すべき危険から逃げられなくなる という落とし穴にはまってしまう可能性大
そこで 忘れないでほしいことは
あなたの持つ感覚こそが、最も正しいメッセージを教えてくれているといこと
- 初めて会ったときの違和感
- 体のこわばりや重さ
- ゾクッとするような感覚
これらはすべて、あなたの危機管理能力が発しているシグナルです。
でも、「嫌ってはいけない」「愛さなければならない」という思いが強いと、この大切なシグナルを見逃してしまい、結果的に自分からマイナスの環境に飛び込んでしまうことになりかねないんです
正当に怒ることは健全なこと
「正当に怒る」ということは、決して悪いことではなく、むしろ健全なことです。
- 自分を軽く扱う人を嫌う
- 傷つける人に対して怒る
これらは正当です、自己防衛のために必要な感情です。
特に毒親育ちの方は、幼少期から軽く扱われることが当たり前になっていたため、この感覚を封じ込めているケースが多い傾向にあります。
なので 忘れないでほしいのは
自分を大切にするため 自分を幸せにするためには、 ✅「嫌ってもいい」 ✅「愛さなくてもいい」 という許可を自分に与えること
このことを どうか心のどこかに おいておいてくださいね
あなたを大切にしない人からは離れていい
ここで誤解しないでほしいのは、「人を嫌え」とか「人を愛すな」という話ではないこと。
「あなたを幸せにしない人からは、離れてもいいんだよ」という話・・・
そして もう一つ知っておいてほしい大切な事があるのですが
それは
今まで、愛のバーゲンセールのように迎合ばかりしていた世界から離れようとすると、
人のさまざまなマイナスの側面が見えてくる ということ
その結果
- 孤独を感じる
- 人間関係が変わる
- これまでの価値観が崩れる
といったことが起こるかもしれません。
でも、これは「通過儀礼」のようなもの。
そんなときは、 🎵 自分が楽しいと思うことに集中する 🎵 自分を大切にできる環境を選ぶ
事でやり過ごしてください。
人間関係をとりあえずわきに置いて 楽しんでいてください
そうしていくうちに、 💡 あなたを本当に大切にしてくれる人と出会う 💡 健全な関係が築ける というステージに、自然と移行していきます。
まとめ
🔹 「すべての人を愛さなければならない」という思い込みは、あなたを苦しめる可能性がある
🔹 あなたを傷つける人を嫌うこと、怒ることは健全な反応
🔹 違和感を無視せず、自分の直感を信じることが大切
🔹 あなたを大切にしない人からは、離れてもいい
🔹 孤独を感じても、それは新しいステージに進むための通過儀礼
自分の感覚を信頼して、あなたが本当に心地よく生きられる環境を選んでくださいね。