ハマる「恋」とその意味

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心理と運命学
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恋は不要?それとも有効?

「恋は人を狂わせる」
その一方で、「恋は人生を豊かにする」 というメッセージも。


では実際、恋という感情は人間関係において不要なのか?それとも必要なものなのか?

答えは・・・・「そのどちらも!!」です。


恋は、自己成長と深い絆を築くための刺激にもなりますが、扱い方を間違えれば、依存や執着の沼に陥る危険性もあるのです。

大人になって恋に溺れる人の“未熟さ”とは?

大人になっても、相手に全てを求めたり、自分を見失ってまで相手に尽くしてしまう・・・
これは「自立」の未完成を意味しています。

  • 相手の愛情に自分の価値を見出す

  • 愛されることが全てで、愛が失われると崩れてしまう

  • 関係が不安定になると必要以上にしがみついてしまう

  • 人間関係で依存や支配のループに陥る

  • 選択や判断を他人に委ね、責任をとれなくなる

  • 他人をコントロールしようとしたり、される側になったりする

そして これらの行動には、「未処理のインナーチャイルド」が大きく関わっています。

毒親育ちが恋に溺れやすい理由

毒親育ちは、無条件に愛された経験が少ないことが多く、自分には価値がないという「根本の思い込み」を抱えがち。


その結果、恋愛関係に以下のような特徴が出やすかったりします

  • 相手からの愛情を必死で確保しようとする(=過度な尽くしや自己犠牲)

  • 見捨てられ不安が強く、「試す」「試される」恋になる

  • 「愛されるための自分」になろうとして、本当の自分がわからなくなる

これは インナーチャイルドの影響でうまく自立ができていないから。

自立できていない状態でする恋は、心の穴を埋めようとする行為へと形を変え

埋めようと頑張る → その穴はサイズがすぐに広がる → さらに埋めようと強化する → 気が付いたら 沼の中でもがくにもかかわらず 抜けられない 

という負のループにはまってしまう 落とし穴にはまってしまうわけです

恋に「依存」してしまうのは、弱さじゃない

毒親育ちが恋に依存している状況を楽しめているなら まだいいのですが

「どうして私はまたこんな恋に溺れてしまうんだろう…」
「自立しなきゃいけないのに、心が離れられない」

と、理性と感情のはざまでもがいて

わかっていても止められない自分を無意識に責めつづけ 苦しみの迷路に入り込んで人知れず傷ついている場合も多かったりします。

そんなふうに苦しんでいるあなたに知っておいてほしいことが・・・

それは

ハマってしまっているのはあなたが弱いからではないということ 


むしろ、心が深く、強く 愛情深いがゆえ 落とし穴にはまっただけ というただの陰陽の陰の側面なのです。

毒親家庭に育った人は、幼いころから「感情のケア」を後回しで


親の期待や怒りに応えるために自分を抑え込むことに慣れています

  • 「私が我慢すればうまくいく」

  • 「愛されるには役に立たなきゃ」

  • 「怒らせないようにしなきゃ」

こうした環境は、共感性が高い人ほど深く傷を負います。

そしてこの心の動きのパターンは

大人になってからも、恋の中で繰り返され その目的を果たすべく

  • 支配的な相手に惹かれてしまう

  • 相手の機嫌や愛情を必死で探る

  • 振り回されても離れられない

という事象が繰り広げられているのです。

さらに そのことが依存につながる循環を強固にしてしまうのです。

どんなにしんどくても 慣れた安心感の枠からは 人はなかなか出てこれないもの。

しかも毒親育ちの安心を得る方法は恐怖とセットになっている身を守るための行動なので

そこから脱出するというのは簡単にはいかないものなのです。

なので そんな自分を否定しないでほしいのです。 まずはそうやって生き延びたんだ という事実に気が付いてあげてください。


宿命の五行でみる恋の落とし穴と傾向

● 木(甲・乙)

  • 【テーマ】成長・まっすぐさ・優しさ

  • 【傾向】正義感や誠実さから「私が変えなきゃ」と頑張りすぎてしまう。

  • 【落とし穴】自分が傷ついていることに気づきにくい。

● 火(丙・丁)

  • 【テーマ】情熱・直感・光

  • 【傾向】好きになったら一直線。情熱があるぶん冷めたときのギャップに苦しむ。

  • 【落とし穴】ドラマティックな愛を追いがちで冷静さを失う。

● 土(戊・己)

  • 【テーマ】安定・育み・信頼

  • 【傾向】一度信じた人にはとことん尽くしてしまう。

  • 【落とし穴】依存される構図にも気づかず抱え込んでしまう。

● 金(庚・辛)

  • 【テーマ】決断・価値・潔さ

  • 【傾向】理想が高く、本音は出さずに我慢してしまう。

  • 【落とし穴】理想と現実のギャップで自分を責めがち。

● 水(壬・癸)

  • 【テーマ】感性・共感・流れ

  • 【傾向】感情の揺れに敏感で、愛情に飢えやすい。

  • 【落とし穴】相手と境界がなくなりやすく、自分を見失う。


自立とは、「誰にも頼らないこと」ではない

自立とは、「自分の心と感情に責任を持つ」こと。

  • 自分の幸せを「誰か次第」にしないこと

  • 心が揺れても「戻れる場所(自分)」を持つこと

  • 自分の人生を「生きる覚悟」を持つこと

毒親育ちが恋に溺れやすいのは、心の傷がそうさせているだけ。

癒されることで自然と自立に向かい、
恋も愛も、もっと心地よいものに変わっていきます。


最後に:あなたの感情は、ちゃんと意味がある

誰かに依存してしまう、苦しい恋から抜けられない——
それは心が「ちゃんと愛されたい」と願っているサインです。

どうか、どうか その感情を責めないであげてください。

あなたの恋も、人生も、
「自分自身との信頼関係」から必ず変わっていきます。

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