人といると疲れる、消耗する
決して人が嫌いではないのに、人と過ごすと具合が悪くなる。
楽しく過ごしていたのに帰ったらぐったり力尽きる。
人の集まるところに行くと疲弊する。
たまになら、『こんな日もあるさ』と人生の歩みにさほど影響はないのですが、これが毎回となると少々厄介。慢性的に疲労を抱えて生きるのがつらくなる可能性も。
うさ:『ぐったりだ・・・・・』
このぐったり症候群の背景に見えるものとは・・覗いてみると今まで見えなった何かが見えてくるかもしれません。
エンパスという才能の持ち主
エンパスとは、一言でいうと『エネルギーを感じやすく共感力が高い』という性質を持ち合わせている体質の事。
人や動物や植物や 目には見えない様々なエネルギーをキャッチする感受性が強くて、そこにいるだけで、それらのエネルギーに触れられる才能の持ち主。
PHSも 人との共感力が強いエンパス要素があるのですが、見えないものに対する感受性が強いという要素がそこにプラスされるのがこのエンパス。
良いエネルギーも悪いエネルギーも関係なく流れ込んでくるので、
エネルギーがストレスを抱えている、怒りをためているなどネガティブな場合
同じように不安定になる、怒りっぽくなるという巻き込まれ現象にはまってしまう可能性が・・・
基本的に人は共鳴しあうのでエンパスでない人も 長く一緒にいれば性格は多少似てくるものですが、
エンパスの場合は強い共感。同調。共鳴。。なので無防備に無意識に過ごしていると 自分の感情なのか他人の影響なのか見分けがつかないまま
その思念を背負ってしまうなんてことに。。
うさ:『な・な・なんと!!』
なので、自分以外のエネルギーの影響に振り回されている分 疲労度は通常の二倍、三倍に膨れ上がるわけです。
結果的に、人嫌いではないけど消耗がはげしいゆえに 人と過ごすのが苦手になっていく、 避けるという 自分を守る行動をするようなるのは、自然な行動ともいえるわけです。
才能があるということは光が強いということ。光が強いの言うことは影も大きい
才能という陽の光があるということは、陰のスムーズにいかない影の側面も必ず同じ強さで併せ持っています。
なので、この陰陽のかかわり方を学び整えることがとても大事。
エンパスの才能のある人がまず最初にクリアするべき課題は
・自分の性質の陰陽(心地いいと感じることとそうでないこと、できることとできないことなど)を観察して それを全面的に受け入れること。
・自分がどんな時、誰といるときに具合が悪くなっているのか、きちんと詳細を知ること。
そして、これが一番大事な事なのですが、
・ほかの人と同じになろうとしないこと
・バウンダリー(境界線)を強化する方法を身に着けること
この4ステップをしっかり整えることでエンパスが生きやすくなるためのベースができてきます。
エンパスの方は、この才能をどうにかコントロールして普通であろうと努力をしがち。
一般社会の『皆と同じように。普通であることが正しい』という価値基準にあわせようと、エンパスである自分を押さえつけ、才能がない状態になろうと必死に努力するのです。
でもこの『努力』というエネルギーは、使う方向を間違うと幸せから遠ざかるという側面が・・・
一般的な普通人であろうとする → 自己否定の努力を全力でする → しんどくて、楽しくないから、人を求める → 同調して疲れる → 自分をコントロールしようと努力 → さらに疲れる
このように
自分のエネルギーを、自分の才能に蓋をするために使っていると、努力するほど、自信はそぎ落とされ、
空虚な世界をさまようことに。
背を向ける弊害はそれだけではなく
自分に鈍感でいたいと願いながら生きていると、鈍感な人が集まるので、その中で受けるエネルギーの質もエンパス体質ゆえ影響し、しんどさはダブルになるわけです。
エンパスという共感の才能をもらったということは、植物や動物、人、地球、、、何かしらのお役目があるという事。
陰陽五行哲学(運命学)では矛盾のない生き方が、自分を幸せに導き輝かせる方法だと教えてくれています。
エンパスはエンパスらしく生きる方が運命学的にも道が開かれるのです。
才能に逆らわないこと。
自分に適した場所を選択すること。
成功、開運の秘訣はとてもシンプルなのです。
運命学から見たぐったり症候群
絶(天駆星)という星をもっている場合も 環境の影響をダイレクトに受けるので、どんな環境に身を置いているのかということが人間関係や人生に影響してきます。
宿命を調べたい方は → こちら
※ 下から二番目の十二運勢のところに絶という文字があるかどうか見てください
この星を持っている人は、研ぎ澄まされた澄んだ感性の持ち主。
表面には表れない 隠された部分 普通の人が感じ取ることができない部分を敏感に感じ取る才能があるので、いろんな思念や事象に振り回されてしまいがちに。
そのことによってエネルギーは消耗して、ぐったり症候群になる可能性が。
そして、
感性という空間にたけているということは 現実から浮いているエネルギーなので
現実的にはどこか不安定さを感じるわけです。
それが意識の上で孤独感を感じさせます。
この孤独感ゆえに、
『共感を必要とせず無からの体験をただ自由に楽しみ生きたい』という星の願望とは逆に心が動き、 つながりを求めすべてに迎合し安定を求めていくという方にエネルギーが稼働。
本来は、不安定でいることを楽しめる星。 宙に浮いているから孤独は感じるけれど 孤独であることはスタンダード、そのことすら楽しめるそんな星。
なのに、孤独や不安定という現実的な解釈に心が振り回され、一般的に言われる、人間関係や生き方の安定を求めて 手にしようと努力すると、不安定さがさらに強化され 心がすり減るという結果を招くことに・・
これは、現実と魂の声がずれたことで起こるの現象。
絶星が疲労感や消耗を感じるときは
絶星からの『無を自由に体験したい思いを思い出して』というメッセージでもあるのです。
この星を持っている人が無を許可できたとき、パワーがはじけ星が一気に輝きだします。
また、偏財(禄存) の星を持っている場合ものんきに過ごしていてはちょっと危険。
※通変星 蔵干通変星 のところに偏財という字があるか見てください
この星は気配りやコミュニケーション力にたけているというのが最大の魅力。
気配りというのは、言い換えると気を読み心配りをすることができるということ。
空気を読むことが酸素を吸うのと同じくらい当たり前にできるという優しい星なの
ですが、これも使い方を間違うと、疲弊してしまう可能性が。
気を配れるという事は、自分の気も影響をすごく受けるということ。
良い環境の気配り心くばりは 自分自身もいい気を受けるので いい循環を起こしますが、その環境が奪うだけのテイカーなどの場合は搾取されるだけなので、循環はおこりません。
影響力がそもそも強いのでどんな人でも引き寄せるがゆえ、ぼんやり身を任せていると引き寄せるのは後者の方。
喜んでもらうことが大好きなこの星のエネルギーを、欲しいだけの人は見逃しません。優しい香りを嗅ぎつけて引きよってくるのです。。
そうすると
ただただ気の浪費をしてエネルギーが消耗するという事態に。
この星は人に喜んでもらうことで自分も幸せを感じられる星。そしてその循環で最大の幸せを引き寄せられる星!
でも・・・循環がおこらない環境下では せっかくの才能もマイナスに・・・
実際に鑑定セッションで、この星を所有している方が人間関係が苦手だというタイプがとても多いです。
全体の星バランスと どんな人生体験の背景があるかで星のどの部分が稼働しているかなど 細かくは違ってきますが、
たいていの場合 人は得意とするところ、持ち合わせた才能で失敗したり苦悩するもの。
才能を持つものは、その扱いかたとお手入れを怠っては非常にもったいないことになるのです。
自分の才能の部分こそ、慎重に向き合い丁寧に扱うべしなのであります。
まとめ
毒親育ちがこれらの星や才能を持っている場合 離れることが難しくなったり 陰のエネルギーに同調し続けたことで、疲労度合が慢性的になっている可能性も。
この場合は、感情の整理と手放し(距離感を設定しなおすこと)をして、本来の自分を取り戻すことがおすすめです。
とはいえ自分の枠組みの中の整理は一人ではなかなか難しいもの。コツをつかむまでは、信頼できるセラピストやカウンセラー(又は潜在意識を扱っている治療家)に手伝ってもらうのも方法の一つ。
自分を整理することでエネルギーが変化し、自分自身を取り戻すことで軸が整い、バウンダリーができてきます。
そして
心地いい! この人のようになりたい! と思えるかどうかをチェックして場や人間関係の基準を決めることもとても重要です。
『人を選ぶなんて・・』
と罪悪感を持つ必要はありません
ブッタも 付き合う人と環境を選ぶことの重要性を説いているくらい 影響を受けることのリスクは大きいのです。
最後に
宿命の星たちは、それぞれがもって生まれた才能ですが、もっているだけでは輝きません。
エネルギーが整って、初めて、星もうまく使えるようになってくるのです。
場を整えて、気を整えて、自分が生きたい世界へと自分が連れていく これが開運の秘訣
なのであります。
(※ほかにも影響を受ける可能性のある星や星並びがあります。が・・それはまたの機会に・・)